原木栽培しいたけ

原木栽培と菌床栽培の違い、私たちがこだわる原木栽培の魅力について。

「原木栽培」と「菌床栽培」の違い

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「原木(げんぼく)栽培」

原木栽培は、自然と椎茸菌の特性をうまく活用して、樹木の栄養分のみで育てるため、肥料や農薬などの化学薬品をいっさい使用しない自然食品ですので、消費者の皆様にも自信を持ってお勧めしています。

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「菌床(きんしょう)栽培」

「菌床」という人工培地で作られていますが、その栽培過程や輸送過程で薬品や添加物が使用されているか否か不透明な点があります。

原木栽培しいたけの魅力

原木栽培は収穫まで一年以上かかります。

手間隙ということにおいて、原木椎茸栽培は、植菌から収穫まではなんと1年半から2年程時間が掛かってしまいます。
また栽培に必要な原木は植林してから20年程も時間が掛かっています。
一方、菌床栽培は10週から12週程度の時間しか掛かからず、供給という面から考えると安定していると言えます。

なぜ、時間と労力のかかる原木栽培にこだわるのか。

それは、生産された椎茸の味・歯ごたえ・香りは、菌床栽培のものと比較すれば別格だからです。 樹の養分をじっくりと蓄えて育ててこそ、本来の肉厚で身が締まったものになるが故の、必要な”時間”なのです。