社会的貢献
原木栽培は循環型農林業
原木栽培は循環型農林業 それは日本の豊かな自然を子どもたちに残すこと。
原木栽培は木炭の原料だったコナラやクヌギなどの広葉樹を使い栽培します。
伐採した翌年の春に切り株から『ひこばえ(※)』が萌芽し、再び立派な森を形成します。 原木しいたけ栽培は里山での生活と日本の森林を守り育ててきました。森は、土砂の流出を防ぎ、きれいな水を豊富に貯えるばかりか、CO2を固定し、きれいな空気を供給するとともに温暖化の防止にも役立っています。さらに、広葉樹林の落ち葉は、菌類に分解され養分となって海に流れていきます。
原木栽培を継続させることが、里山で生活する人々の暮らしを豊かにするとともに漁業にとっても海を活性し、海の恵みをもたらし、海で生活する人々の暮らしも豊かにします。
森を守ることは、多様な生き物が生息する豊かな生態系を守り、私たちが生活して豊かな環境で暮らせることに繋がっています。 原木しいたけを応援することは、私たちの大切な財産である日本の豊かな海と山を守ることに繋がっているのです。
※蘖(ひこばえ)
樹木の切り株や根元から生えてくる若芽のこと。 森林伐採の後、切り株からの蘖によって新たな森林がきるようにすることを萌芽更新という。かつての里山はこれによって維持されました。
樹木の切り株や根元から生えてくる若芽のこと。 森林伐採の後、切り株からの蘖によって新たな森林がきるようにすることを萌芽更新という。かつての里山はこれによって維持されました。